「男女の更年期に関する実態調査」の要約

otokono-kounenki

調査概要

  • 実施時期: 2023年9月12日~14日
  • 方法: インターネット調査
  • 対象: 全国の20代~60代の男女各600人(更年期症状を自覚する40代~60代の男女各100人含む)
  • 実査委託先: 楽天インサイト

主な調査結果

  1. 更年期症状の「隠れ我慢」:
    • 更年期症状を自覚する男女の85%が、辛さを我慢して日常生活を過ごす「隠れ我慢」を経験。
    • 我慢する症状は男性で「疲れやすい」「集中力の低下」「イライラ」、女性で「疲れやすい」「肩こり」「気分の落ち込み」。
  2. 更年期症状の日常生活への影響:
    • 更年期症状を自覚する男性の66%、女性の63%が日常生活に支障を感じている。
    • 支障を感じる状況は男性で「仕事」、女性で「家事」が最も多い。
  3. 更年期症状へのサポートと対処:
    • 男性は「具体的な対処法」、女性は「休息」を望む傾向。
    • 現在・過去に更年期症状を自覚する人のうち、男性で約3人に1人、女性で約4人に1人が何らかの対処をしている。
  4. 更年期症状への対処の実態:
    • 男性は「休息・睡眠を増やす」、女性は「病院を受診」が最も多い対処方法。
    • 男性は「どのように調べればいいかわからない」理由で対処しない傾向が強い。

結論

この調査は、更年期症状に対する男女の異なる対応と認識のギャップを明らかにしました。多くの男女が更年期症状に対して適切な対処方法を知らず、また社会的なタブーとして感じていることが示されています。更年期症状に対する正しい理解と情報の普及が必要であることが強調されています。

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