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2023年11月 一年間飲み続けた抗うつ薬をやっと卒業

otokono-kounenki

やっと

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抗うつ薬を卒業することに。

男性更年期障害の治療開始から約1年。

私(運営者)としては長い1年でした。

この抗うつ薬の治療について、少し振り返ってみたいと思います。

私(運営者)が抗うつ薬を服用し始めたのが、2022年11月からです。

服用している抗うつ薬は、レクサプロ。

レクサプロとは、こんな薬です。

レクサプロ(一般名:エスシタロプラム)は、抗うつ薬の一種で、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されます。簡単に言うと、脳内の神経伝達物質である幸せホルモンの「セロトニン」を増やして、意欲を高めたり、憂鬱な気分などを改善する薬です。レクサプロは、セロトニンの再取り込みを阻害することで、脳内のセロトニンの濃度を増やし、その結果、不安や落ち込みといった精神症状の改善に効果が期待できます。この薬は、うつ病だけでなく、不安の病気にも幅広く使用されます。レクサプロの副作用は、他の抗うつ剤と比べるとマイルドで、効果のわりに副作用が少ないため、十分量しっかりと使いやすいお薬とされています。しかし、一部の人には胃腸障害や性機能障害(性欲減退、勃起障害など)などの副作用が出ることがあります。また、QT延長症候群という心電図異常のリスクが指摘されています。

男性更年期障害の影響で、不安感がとても強く出ていたため、テストステロン補充療法と合わせて処方されていた薬です。

治療をはじめた当初は、様々な症状が波状攻撃のように襲ってきて、もう人生の終わりとおもうぐらい絶望的になっていました。

メンタルもぼろぼろで、とにかく不安で不安でしょうがない状態。

日々悪化する症状が、メンタル悪化にも拍車をかけていたと思います。

とにかくメンタルが危うい状況だったので、テストステロン補充療法よりもまずレクサプロが処方されたぐらいです。

といった経緯で処方された薬でした。

服用サイクルは以下の通りです。

2022/11~2023/5レクサプロ錠10mg毎日夕食後に1錠
2023/6~2023/8レクサプロ錠5mg毎日夕食後に1錠
2023/9~2023/11レクサプロ錠5mg隔日夕食後に1錠

服用しての所感、体調の変化、副作用

実際に1年間服用した体験者としての、所感、体調変化、副作用についてまとめてみます。

体調の変化

比較的服用初期から効果を実感しました。

主治医からは、効果が現れるまで2週間程度かかると言われていましたが、それほどかからずに効果を感じました。

不安感がすーっと消えて、身体が動くようになったのをとても覚えています。

副作用

胃腸障害と性機能障害の副作用について主治医や薬剤師から説明を受けていました。

胃腸障害については、サプリドクエン酸塩5mg錠が処方されていたので、特に問題はありませんでした。やはり、飲み始めは気持ち悪く成りましたけど。

問題は、性機能障害です。

性欲、勃起障害、ともに発生、つまり実感しました。

見事に副作用として表れましたね。

男性としては気になる副作用ではありますが、メンタルを整えるためにはやむを得ないかなと思います。

離脱症状

抗うつ薬を止める時に避けられないリスクが離脱症状です。

離脱症状とは、薬物や依存性のある物質の反復使用を中止することから起こる病的な症状のことです。

これは、薬物が身体から急になくなることで起きます。

特に、レクサプロなどの抗うつ薬等を長期間の服用後にその薬物を減らしたり(減薬)、服用を中止したり(断薬)すると、身体にいろいろな不調が出てくることがあります。

これが離脱症状です。

具体的な症状としては、「めまい・頭痛・吐き気・だるさ・しびれ・耳鳴り」などの身体の症状が出ることがあります。

また、「イライラ・不安・不眠・ソワソワ感」などの精神症状がみられることもあります。

特に、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)のような抗うつ薬の離脱症状では、「シャンビリ感」と呼ばれる症状があります。

これは、金属音のようなシャンシャンという耳鳴りがし、電気が流れたようにビリビリとしびれた感じがすることを指します。

離脱症状は、薬物の身体の中の変化が急激になればなるほど起こりやすいです。

薬物の効き目が強いほど、量が多いほど、作用時間が短いほど起こりやすいとされています。

で、私(運営者)の場合どうだったかと言うと、離脱症状は若干頭痛とだるさが出た程度。

再び増薬することはありませんでしたので、幸運であったと思います。

レクサプロは、もともと離脱症状が少ない抗うつ薬とされています。

ということで、今回は抗うつ薬卒業のトピックでした。

男性更年期障害の克服に必要なのは「ひとりじゃない」と思えること

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ABOUT ME
タツヤ
タツヤ
男性更年期障害予防改善アドバイザー
1971年生まれ。
2010年頃から動悸、めまい、発汗、倦怠感などの症状に悩まされる。
様々な病院で検査を受けるも原因が分からず『診断難民』状態に。
その間、体調は悪化するばかり。
2019年頃から体調不良(不定愁訴)が顕著に現れる。
2022年11月ホルモン検査の結果、男性更年期障害の診断を受ける。
以降、テストステロン補充療法を中心に治療を続け、合わせてテストステロンをアップさせるための生活習慣の改善に取り組み、2023年11月時点、テストステロン値も正常になり、男性更年期障害の症状は改善する。
現在は、自身の経験を活かし、SNS(X【旧Twitter】)やblog、同じ悩みを持つ方々によるコミュニティ、さらには各種メディア出演など通じて、男性更年期障害を中心としたメンズヘルスに関する情報を発信している。

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